どうすれば成長哲学が持てますか?

成長哲学を持ちたいという思いはとても素晴らしいことです。なぜならその思いは、あなたが自己成長について真剣に考え、自己成長について自己責任を持っている、ということだからです。

でも、あなたはひとつだけ勘違いをしています。それは何かというと、「あなたはもうすでに成長哲学を持っている」ということです。成長哲学というものは、何も特別なものではありません。誰もがすでに持っているものです。それは生後間もない赤ちゃんでも持っているものなのです。ですので、「どうすれば成長哲学が持てるのか?」と、難しく考える必要はありません。

ただ自分の持っている成長哲学というものは、自分では意外と気づかなかったり、ぼんやりとして不明確だったりするものです。あなたの場合も、「分からないことは質問する」という自分なりの成長哲学を持ち、そしてこうして実際にそれを行動に移していますよね。この成長哲学はとても素晴らしいものです。「分からないことを質問する」ことは、実はとても勇気のいることです。しかしそのことにあなた自身気がついていませんでした。

あなたに必要なことは「どうすれば成長哲学が持てるのか?」と考えることではありません。あなたに必要なことは、あなたの中にもうすでにある素晴らしい成長哲学に気がつくことです。そのためには、しっかりとひとりになれる時間を取って紙などに書き出してみることをおすすめします。
2012年08月06日